暮らし

2009年5月13日 (水)

町屋暮らし

町屋暮らし、二ヶ月目。

だいぶ、家と町の空気に自分の体が馴染んできた感じがする。
ちなみに、今、夕方の五時、私の仕事部屋は真西向きなので、
西日があふれかえっていて、
ちょっと机に座っていられないくらい。
なのでリビングのちゃぶ台で、これを作成中。

うちの家は、町屋と言っても三軒長屋方式で、京都らしく、いわゆる「うなぎの寝床」だ。
今、居るリビングを真ん中にして、
奥が仕事部屋で、手前の座敷まで表の道に一直線。
だから、風がよく通る。空気も流れる。そして、外の音もよく聞こえる。

ここに住むようになってから、
いろんな意味で「気配」というものに敏感になった気がする。
さざめく声で人の気配を、
暖かな日差しで、光の陰影を。
それは、町の空気を伝えるし、季節を教えるものでもある。
(ちなみに、今日は奥の部屋にある風鈴が鳴りすぎて、風情も何もなかったけど(笑))

昔から、個人的に「空気」という言葉が好きでよく使うんだけど、
(たとえば、「店の空気」とか、「街の空気」とか。
 「雰囲気」よりも、もう少し場と人の相互性が自然に表れるような気がするので、
 「空気」の方が)
最近の気分は「気配」、みたいだ。
年をとったのかな(笑)。
直接的ではなく、感じられるものでいい。
そっと触るくらいの感覚がちょうどいいのかも。

あ、あと、単純に、いろんな意味で町屋に住んでいると、
感覚が原始化というか、自然化していっているような気がする。
だって、土間だから、排水溝がそのままだから、水がよどめば臭うし、
外の庭からは、暖かくなったかと思えば、虫がやってくるし(笑)
なんだか、感覚がいろいろと研ぎ澄まされます。いやでも、季節に敏感になるよなぁ。

こんな感じで、これからも町屋暮らし。
さて、もちょっと仕事したら、晩ごはんのしたくしなきゃ。