
週末、北陸方面に出掛けておりました。
今回の旅は、新しい研究の方向性を探るためのもの。私の学問がもっと社会のなかで活かされるように・・・とえらそうなことを書いたけど、単にもっと楽しいことしたい!というそれだけの動機で新しい試みを始めることに。大学を出て、博物館や文学館のひとたちと連携して、生活の近いところにおりていくこと。外に出るんだ、その第一歩。
しかし、仕事の話の前にちょっと遊びたいということで、山代温泉へ。
北陸方面は就職前以来なので、六年ぶり。
さて、どこに泊まろうと考えて、以前から気になっていた「べにや無何有」さんへ。
結論から言うと、大正解。同居人くんもたいそうお気に召して、「次はいつ行こうか」と。
で、上の写真はラウンジの風景です。ともかく緑が豊かなこのお宿。
今回は和室の部屋しか空いていなかったのですが、良いお部屋でした。
部屋の広縁からも鬱蒼とした緑。
部屋付きの露天からも目に入るのは緑だけで、少しずつ混じり始めた赤を同居人くんと探したりしつつ。
で、やっぱり気になるのはお食事ですよね。どどんとアップしていきます。
橋立港さんの毛ガニがスターターに。こちらのお宿、さすがにうつわがいい。
八寸が大皿の盛り合わせで出て、こちらはその取り皿。赤木明登さんのもの。
八寸は他にも、サンマのお寿司やタモギ茸の白和えなど、秋のものがたっぷりでした。
おつくり。アラと甘エビですね。おつくりには能登産の塩が添えられたのですが、この塩がびっくりするくらいおいしかった。
お寿司もありました。このお寿司をいたく気に行っていたのは同居人くん。
秋の炭火焼き。松茸ももちろんですが、栗がおいしかったなぁ。プレゼンテーションも素敵ですし、スタッフさんの接客が抜群。ホテルと旅館の中間という感じで、すごく心地良かったです。
夕食と朝食のお品書き。お品書きに書かれていない一品なんかもあり、楽しめました。
朝ごはんも一枚。
シンプルながら、素材の吟味された滋味深いごはん。
「海里村上」さんとか「オーベルジュあかだま」さんのように「どうだ!」というタイプではないですが、しみじみ美味しい朝ごはんでした。
ともかく接客が良くて、価格とのバランスがとれた良い宿だと思います。
来年は紅葉の季節にぜひ訪れたいな。
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