5月31日のお昼ごはん
日々、学生と話していると、自分の学生時代を思い出すことがある。今日、とある学生が授業カードに「他人とふれあうとか、こんな当たり前の話がなんで哲学なのか」と書き付けているのを見て、「そっかー、それは当たり前のことなのか」と思いながら、自分の学生の頃を思い出した。
少なくとも私にとって、他人とつきあうとか、理解を持つ、ということは、子供の頃から一度たりと「当たり前のこと」になったことがなかったような気がする。そして、大学に入って、そういう疑問を持つことが全くおかしくないとわかって、とても肩の荷が降りた。そして、だからこそ、他者とつきあえることの素晴らしさが、わかった気がする。
授業カードを書いてきた学生は何の悪気もないんだろうけれど、人が「わからない」というのは悪いことではないよ、と言いたい気がする。「わかっている』世界より、「わからない」世界の方が楽しいよ、とも。そして、わからない世界のなかで、何かを手探りで作っていくことは今の私にとって発見の連続だと、生活の中で思う訳です。ホントは同居人くんと発見したいのですけれどもね。
ほうれん草の卵炒め
切り干し大根煮
冷奴だしがけ
« 5月30日のお昼ごはん | トップページ | 6月1日のお昼ごはん »
「お昼ごはん」カテゴリの記事
- とろろ大会(2016.08.20)
- 明太子パスタと枝豆ポタージュ(2016.08.17)
- しらす丼(2016.08.16)
- フレッシュトマトと鯖缶のパスタ(2016.08.11)
- 自家製サルサでタコライス(2016.08.10)
コメント