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2011年3月20日 (日)

卒業式いろいろ

昨日は、我が社の卒業式でした。
東京では卒業式がとりやめになっている大学が続出する中、
無事にできただけでも感謝。

ところで、私は大学の卒業式や大学院の修了式というものに行ったことがない。
なんとなく周りも皆、大学院に進み、ダラダラと大学という中で生活し、
大学院が終わったあとも、研究室に出入りして、
気がついたらよその研究室との関わりも出来て、
はたと気づいたら自分の研究室をもっていた。
つまり、ずーっと大学というものの中にいるわけです。
(それってある意味おそろしいな)
なので、大学から出て、「社会への一歩!」みたいな区切りを経験することは、
今までなかったし、これからもないだろう。

つーわけで、初めての卒業式。
いやー、華やかでびっくり。
女の子たちはここぞとばかりに着飾っているし、
髪の盛りっぷりも半端ない。
なんというか、「晴れ舞台」なんだなぁという感じで。
で、私はそれを粛々と見送っていた。

だいたい私は一応「教師」を職業にしているんだけど、
「教師」になりたかったか、というとそうではなくて、
いやむしろ、積極的になりたくないと思っていた。
でも、大学において研究者と教師はセットなので、
まぁ、ある意味、やらざるをえない仕事として「教師」をしていると思っている。
面倒見は良くないし、他人というものに興味がないし、
だいたい「群れる」ということを嫌う私が、
教師に向いているとも思わない。

それでも、夜の謝恩会で、
カメラ片手に集まってくるゼミ生たちに囲まれて、
「ありがとうございます」やら、「このゼミにはいって良かったです」やら
言われるとやっぱり嬉しい。
私のように(おそらく一生を)大学の中で過ごす人間と違って、
彼女彼らにとって、やっぱり大学の四年間というのは特別なものなんだろうな。
中途半端に大人でたっぷりある時間のなかで、
試行錯誤して、色んなことを考える。
無駄に時間を持つというのは大切なことで、
そして、就職してしまえば、そんなことはもうない(んだろう)。
だからこそ、大学を出るというのは、ものすごく大きな節目なんだな。
その最後の時間を少しなりと共有した、というのは、
多少の意味があるんだろうか。
「君たちが私の初めてのゼミ生だからね」と言って送り出す。
そこで、予想外のプレゼント。
「これ、ゼミのみんなからです」と、ワインをもらう。
やだなー、こういう不意打ち。
なんか、いっぱしの教師みたいやん(笑)
「今度は、社会人同士として集まって飲もう」
と、Mゼミ第一期卒業生たちは去って行きました。
悪くないのかもな、この仕事って一瞬錯覚しそうになる。
ま、新学期が始まったら、そんな錯覚は吹き飛ぶんだろうけど(笑)

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