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2010年1月14日 (木)

イギリス旅行1

イギリスに来ています。
もちろん、同居人くんの住む街を見るために。

私はひさびさのヨーロッパ。(三年ぶり!)
しかも、初めてのイギリス。

ところで、イギリスといえば、のイメージというのはどういものだろう?
私にとって、イギリスとは同居人くんの暮らす国というのもあるけれど、
それと同じくらい、「夏目漱石のロンドン」です。

漱石ほど、現代の国語教育によって誤解を被っている作家はいないというのが
私の持論で、
かく言う私も、その現代の国語教育のせいで、長年好きでも嫌いでもない作家だった。
だいたい、中学生に『こころ』の面白さをわかれって方が無理だもん。
そんな私も、大学生になって『行人』を読んで、
漱石にはまったタイプで、今ではかなりの漱石信者(笑)

話がそれたけど、その漱石が描いているロンドンが、
私にとっての、イギリス像。
もちろん、同居人くんからの話もそれに一役買っていて、
「寒くて、曇っていて、暗い」。

しかも、現在、ヨーロッパは大寒波中。
今回はトランジットでフランクフルト経由だったのだけれど、
そのフランクフルトも大雪。
そして、降り立ったマンチェスターも雪。

昨日、ようやく同居人くんの住む街に入ったのだけれど、
ここも雪。
そして、夕方4時にはもう暗くなる。

煉瓦作りの街並みを、ストールぐるぐる巻きにして、首をすくめて
足早に行く。
雪混じりの雨が細かく冷たい風となって落ちてくる。
少しずつ、暗くなっていく石作りの街を見ながら、
しみじみ、私が一言「夜がやってくるねぇ」と言うと、
同居人くんが、「そう、やってくる、って感じだよね。」と同意してくれる。
重く冷たく夜が落ちてくる、そういう感じなのだ。

それはまさに漱石の描いている倫敦の風景。

あぁ、イギリスですよ、まさに。

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