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2009年7月10日 (金)

7月10日の外ごはん

同居人くんが日本に戻ってきて、一年がたった。
一年前の今日を懐かしく思い出す。
私は家にいて、「恥ずかしながら帰ってまいりました」というメールを
ほほえましく受け取った。
まだ二人が友達だった頃。

友達だった・・・んだよな、たぶん。
友達じゃないような感覚は、以前からあった、お互いに(たぶん)
でも、友達じゃないなら何だったのか。
少し表現が難しい感じがする。
なんだか単純に互いの存在を肯定できる相手だった。
人格や性格ではない、存在の肯定だ。
そういう相手は友達って言うのだろうか?

ときおり、イギリスと日本でメールをやりとりしていた。
遠くに離れていて、滅多に会わないけれど、それでも、自分のことを受け入れてくれている人がいるという感覚は、
私にとって、とても安心することだった。
それは逆に距離があったからこそ感じられる安心感だったのかもしれない。
だって、そんなに離れていて年に二回くらいしか会わないのに、
でも、肯定されているって思えたんだもの。
なんでだったのだろう。

たしかに、私たちには若いころ、共有してきた長い時間がある。
無為で時間だけが膨大にあって、何がしたいかわからずにブラブラしていた大学時代。
本当に私たちは(他の仲間を含め)よく一緒にいた。
そう、単純に「いた」のだ。遊んでいたのとは少し違う。
私も、かつての同居人くんの下宿でみんなが麻雀をしている横で、
ぼんやりと漫画を読んでいることがしょっちゅうあったし。
みんな大した会話もしていなかったように思う。
けれど、みんなが「いる」ことが大事だった。
それは今も私たちの関係の中心にあって、
別に誰が何の仕事をしていようがどうでもよくって、
でも、「元気でいてくれさえすればいい」と無条件に思っている。

そうやって過ごしてきた10年間。
あんまりお互い変わっていないけれど(笑)

ともあれ、ある種の記念日ってことで、
今日は特別な外ごはん。もちろん、あの店です!

・鱧寿司 と 鱧の子の梅肉和え
(よくある鱧寿司は、わりと鱧がやわやわなんだけど、
 こちらのは、しっかりした鱧の弾力!。鱧の子は酒あて~。
 で、いきなり弁天娘を注文)

・宮津のとり貝♪
(今年ラストのとり貝! さくさくとした歯ごたえと、ジューシーなうまみ)

・鱧のお椀 ワンタン仕立て
(鱧に葛をうつのが普通だけど、そのかわりにワンタンのつるんとした皮で。 
 おもしろいな~)

・蒸しあわび 半生バチコぞえ
(う、うますぎる・・・ずっと噛んでいたい(笑)
 半生のバチコ最高♪)

・美山の鮎塩焼き
(まだまだ若い味わい)

・蓮根の酢味噌づめの天ぷら

・白ずいきと車海老のあんかけ
(夏ですね~ずいきって大好き)

・賀茂ナス田楽
(とろろんとした口あたり。)

・じゅんさいの冷やしそば
(このジュンサイのおいしいこと!)

・ご飯は二種類あったので、両方とも少しずつもらいました。
 ウニのたまじめ丼
 (なんとうか・・・濃厚なクリームのような・・・うまい)
 ハモカツ丼
(サクサクの鱧フライにウスターソースで、ちょっとジャンクに。
 でも、おいしいなぁ)

・水羊羹

お酒は、弁天娘→竹鶴酸味一体→竹鶴きもと→夏限定悦凱陣で。

いつもながら、Oさんはおだやかで、抜群のホスピタリティ。
これからもよろしくお願いします。長い付き合いにしていきたいな。

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